父
白石久年

職業:舞踏家
Poppo(ポッポ)という名で知られる舞踏家です。

久年さんがPoppoとしてダンスを披露している貴重な画像
前衛暗黒舞踏家として活躍する白石久年さん
阿島さんは自身のクライミングスタイルを「登る時の動き方が踊りみたい」と語っており、The New Yorker紙からは「ウォールダンサー」と紹介されている。
少なからずとも父、久年さんの職業(舞踏家)の影響を受けていることがうかがえる。
久年さんは、自身の持つ可能性よりも、娘の阿島さんの持つ可能性のほうが大きいと考え、
前衛暗黒舞踏家としての仕事を辞め、阿島さんのボルタリングのサポートに徹しているそうです。
白石阿島さんの練習の時は必ず父が同行しており、
久年さんは、
「本人もどのくらいまで行けるかチャレンジしたいと思うから
僕もクライミングのヘルプはできなくても
精神的なヘルプはしてあげたい」
と語っている。
父も認める白石阿島さんの「情熱」と「集中力」は天下一品。
母
白石ツヤ

ニューヨーク市マンハッタンの五番街(5th Avenue)のミキモトで働き家計を支えているそうです。
試合の時に着用している和柄の競技用ズボンは母ツヤさんが試合に出場するたびに手作りしている。
白石阿島さんは、学校と練習が終わり帰宅すると母ツヤさんのお手伝いをするそうです。
ハードなスケジュールにもかかわらず、ものすごい親孝行ですね。

母ツヤさんが作った和柄のズボン
どれも個性的でセンスがいいです。
母ツヤさんからのコメントです。
「すごいがんばってやってる。
宿題もちゃんとやって遅刻もほとんどしないで
なるべく学校に出席できるように
学校はやっぱり大事だから」
ボルダリングだけでなく、勉強にも手を抜かない姿勢が素晴らしいです。
固い絆でしっかり結ばれた家族という印象を受けます。
ご両親の惜しみないサポートが、白石阿島さんを天才クライマーとして言わしめている理由のひとつでしょう。